今回の大会を通じて様々な発見があったことは大きな収穫でした。(まだ終わっていないようですが・・・)
子供達が我々の目の前で示す以外に、家庭や学校での生活や反応の変化もとても気になるところです。
もちろんサッカーの上達を目指すのですが、モチベーションが大前提であることはすでに昨年実績を通じて我々が再認識済みです。
今回の子供達もその例に漏れず、着実に進化しています。
以下簡単に現場の目をお伝えします。
1.試合に出たい症候群:5、6年生はもとより、3年や4年生も試合中に出たい出たいの連呼!
2.出たからには闘う:出場した選手は練習の目的と同じように、ボールに集中し相手ゴールへとボールを運び、相手のシュートを防ぐことができました。
もちろん年齢による個人差が大きく出ており、練習どおりにうまくいかない子供も当然はっきりと認識できました。
大きな相手とその迫力に、はっきり言ってびびった子供もいました。
それぞれのレベルでがんばって闘えた様子は窺えました。
3.練習で出来ていること:練習で出来ていることはそのままほとんど試合でも出来るようになりました。
また、当然ですが練習で出来ないことをその場でアドバイスしても出来ませんね。
この点に関しては、練習に取り組む姿勢の違いも試合での自己表現レベルの違いにはっきりと現れていたようです。
練習方法の工夫により、個々のもつ苦手分野の克服と長所の更なる発達を目指す必要を感じました。
4.体力:私見ですが、他チームと比べて著しく劣るような感じはありませんでした。もちろん個人差や体格差はありますが、ボディーコンタクトではむしろ勝っていると思えたほどです。
他チームの子と比べ、相手のスキルや体力が高くなるほど驚くほどの順応性と強さを発揮していた子も見受けられました。
5.1対1:上記4.と同様で、意識や気力においては最後まであきらめずに闘うすばらしい姿勢が随所に見られました。
この点は特質すべきで、今後さらに強化していきたいと思います。
とにかくゴールに向かって最短距離を突き進むドリブルが基本と思います。
まず前を向くことを重点に安易なバックパスをせず前を目指すチャレンジを今後も促して行きたいと思います。
6.浮き球:浮きだまの処理に関しては、良く出来ていた
点としてキーパーのパントキックなどにうまくヘディングで対処できる子供が何人かいたことが挙げられます。
一方でバウンドしたボールの処理には課題を多く感じました。
イマジネーションに富んだアイデアを具体化できるようなトレーニングを考えなければと感じました。
7.フェア−プレー:あたりまえの話しですが、ゴールの選手達はフェアでかつ力強く闘えました。
一方で上位チームの中にはレフェリーの目の届かない場所での手を使った挑発や、小競り合いも見受けられました。
もっともこれらの事象も子供達の純粋な意欲から出ていると判断できる範囲ではありました。
この程度のゲームでは、相手のファールを受けても跳ね返すだけの体さばきや気力、何よりもゴールを目指すという強い意志を更に育てたいですね。
8.FCゴール:もはや今回のチームに、ゴールで恥ずかしいとか言うような意識のかけらも無かったと思います。
それよりも少しでも試合に出たい、小さい子には負けられません、出たからにはベンチに視線も送らずゲームに集中する子供達でした。
試合が始まってしまえば、自分達ですべて問題に対処し解決しなければならないのがサッカーです。
野球ではないからあたりまえですが、このことは実は非常に大切なことです。
子供達にはもっともっとそれぞれのレベルで強くたくましく、クリエイティブなプレーヤーに成長して行って欲しいと思います。
9.リーダー達:今回も高校生リーダー達にはお世話になりました。
彼らもなれたもので、今年もまたお世話になりそうです。すでにキャンプなどを通して子供達の心はすでにつかんでいるようですね。
夏の合宿でも宜しくお願い致します。
10.反省点:勝敗に全く拘わらず、子供達の成長確認と更なるモチベーションやチャレンジ目標確認の機会にすることが今大会への参加目的でしたが、一部ファミリーメンバーとのコミュニケーション不足があったことは次回の練習以降、対応の必要を感じました。
継続的に委員会を通じて相互対話の機会を持ち、子供を含めた委員会全体がポジティブに収穫が得られる様な活動をしていきたいことを担当コーチとして願っています。
2007年7月3日
FCゴール U12&U10 コーチ 中谷俊哉